「洗濯槽クリーナーを使えばきれいになる」は大間違い?
とにかく汗をかくこのシーズン。洗濯機を使用する回数が増えるなか、洗濯機の内部(洗濯槽)の汚れが気になることはありませんか? 洗濯槽が汚れていると、せっかく洗濯をしても衣類に嫌な臭いが残る原因となってしまいます。洗濯槽は、いつも清潔にしておきたいものですが、「ときどきクリーナーを使っているからウチは大丈夫」と思っている方が多いのではないでしょうか。
市販の洗濯槽クリーナーを使って自分でクリーニングをすることもあるかと思いますが、洗濯槽クリーナーの選び方はご存じですか? 今回は、洗濯槽クリーナーの種類や選び方、その効果についてご説明していきます。
洗濯槽クリーナーには「酸素系」と「塩素系」がある
何気なく手に取っている洗濯槽クリーナーには、大きく分けて「酸素系」と「塩素系」の2つのタイプがあります。
酸素系
酸素系の一番の特長は、成分である「過酸化ナトリウム」の強い発泡力で「こびりついた汚れ」を落とすこと。殺菌効果は塩素系より劣るものの、環境や衣類にやさしいクリーナーであると言えます。
塩素系
こちらは「次亜塩素酸ナトリウム」が主成分で、強い殺菌効果があります。目に見えない雑菌まで分解してくれますが、環境や衣類にやさしいとは言いがたく、洗濯機内の金属部分を傷める恐れもあります。
市販の洗濯槽クリーナーでは汚れが落ちない?
半年に1度くらいのスパンで洗濯槽の掃除を行う方は「塩素系」を、よりこまめに掃除をしたい方は「酸素系」を使うのが良いと考えられます。数年間、一度も掃除をしていないという場合は、まず「酸素系」を使用してから「塩素系」を使用するのが良いと言われています。
しかし、実はカビが発生してから慌てて洗濯槽クリーナーを使っても遅いのです。洗濯槽に張り付いていたカビが中途半端に剥がれてしまうと、直後に洗濯した衣類などにくっついてしまうという恐ろしい事態も……。
カビ対策として、予防用にしょっちゅう洗濯槽クリーナーを使用していれば効果的ですが、一度汚れてしまってから使ってもほとんど意味がありません。洗濯槽内部の下から真ん中くらいまでしか落とすことしかできず、上部のカビが残ったままになっているのを見かけたことがある、という方もいるのではないでしょうか。
カビは健康被害を招く恐れも
こうしたカビを放置したままにしておくと、カビを吸い込んで健康被害を招く可能性があります。肺炎や気管支炎、喘息などを引き起こすこともありうるので、見過ごすことはできませんよね。特に小さなお子様がいるご家庭では、ご家族が安心して暮らせるよう気を付けたいところです。洗濯槽はしっかりとカビ対策を行い、常に清潔さを保つようにしましょう。
落ちない汚れには「分解洗浄」が効く!
市販の洗濯槽クリーナーで落とせないカビ汚れには、「分解洗浄」が効果的です。分解洗浄とは「取り外せる部品をすべて取り外して徹底的に洗う」こと。洗濯機のカバーを外し、脱水槽を取り出して丸ごと洗うのです。個人でできないこともありませんが、故障させてしまう可能性もあるので、心配な方はプロの業者にきちんと依頼をしましょう。
神奈川県川崎市のアイ・クリーンサービスでは、分解洗浄も行っています。お手頃な価格で提供しておりますので、ぜひご利用ください。(※ドラム式洗濯機には対応しておりませんのでご注意ください)
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