レンジフードをクリーニングしないリスクとデメリット
住まいの中でも、いつもきれいにしておきたいのが水周り。お風呂やトイレは定期的にメンテナンスを行うのが理想ですが、あわせてクリーニングを考えたいのが、そう、キッチン周りの汚れです。毎日使っているうちに、油汚れでベタベタ、ギトギト……。特にコンロ周りや魚焼きグリルは油汚れが蓄積しやすく、「とても汚い!」と感じることも多いのではないでしょうか。
しかし、汚れが目につきやすいコンロ周りや魚焼きグリルよりも掃除に気を配りたい場所があります。それが「レンジフード」、コンロ上部にある換気扇の部分です。油まみれのレンジフードをそのままにしておくと、以下のようなリスクやデメリットが生じる可能性があります。衛生面だけでなく安全性の問題に発展する恐れもあるので、この機会にぜひ注意してみてください。
汚れたレンジフードがもたらす4つのリスクとデメリット
レンジフードの油汚れをそのままにしておくと、こんなリスクにつながるかもしれません。さっそく見ていきましょう。
キッチンとつながる部屋にも油汚れが拡散する
日本の家庭料理は油を使って「炒める・揚げる・焼く」ことが多いですが、この調理法はコンロ周辺や換気扇、キッチン周り全体に油を拡散させているようなものです。目に見えないところで周囲に飛び散るのが油の粒子で、レンジ周りから少し離れた冷蔵庫の上やランプシェードなどにも容赦なく飛んでいきます。これらは時間の経過とともにベタベタした粘着質の汚れとなり、埃などが吸着して樹脂化し、カチカチになってしまうのです。
塗装が剥がれ落ち、さらに汚れやすくなる
つい“見なかったこと”にしてしまいがちなレンジフードの油汚れですが、使い続けるうちにどんどん油汚れが積み重なっていき、気付いたときには手に負えない事態になっている……ということもありますよね。これを放っておくと、油汚れに含まれている水分や塩分(塩化ナトリウム)が換気扇やフィルターを腐食させていくことにつながります。
汚れが進行していくと、やがてサビが生じ、レンジフードの塗装は剥げていきます。そして剥離が起きた表面は「さらに汚れやすくなる」という悪循環に……。「見た目のみっともなさ」もさることながら、深刻な状態になるとファンが欠けて破損へと発展し、最終的にはレンジフードが壊れてしまう恐れがあります。
ファンの修理・買い替えコストが発生する
一度ファンが壊れてしまうと、いくらクリーニングをしても元には戻りません。結果的に修理に出すはめになったり、買い替えなくてはいけなくなったりして、余計なコストが発生します。掃除をしなかっただけで出費がかさむのは避けたいところですよね。
調理中の排煙やガスがこもる可能性がある
レンジフードが動かなくなると、調理中の排煙やガスが部屋にこもって外に排出されなくなることがあります。正常に排出されなくなると、一酸化炭素中毒になる可能性もあり、とても危険です。頻繁に起こるトラブルではありませんが、念のため気を付けておきましょう。
レンジフードの清掃は、「2年に1回」を目安に
レンジフードを汚れたままの状態にしておくと、さまざまなリスクとデメリットが発生することをご理解いただけたでしょうか。正しい知識をもって定期的なクリーニングを行えば、生活の利便性が高まり、暮らしの安全を守ることができます。レンジフードのクリーニングは少なくとも2年に1回、できれば毎年行うのが望ましいでしょう。
油は暖かくなると緩むので、きれいに掃除をするなら夏場をおすすめします。とは言え、「自分で分解をして掃除をするのは面倒だし少し怖い」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ハウスクリーニングのプロならレンジフードの構造を熟知しており、汚れをきっちり落としてきれいに仕上げてくれます。クリーニングをすることで“汚れにくいレンジフード”にもなるので、専門業者への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
神奈川県川崎市のアイ・クリーンサービスでは、「お風呂やトイレのクリーニング」も「換気扇・レンジフードのクリーニング」も承っております。水周りの清潔を心がけ、常に快適な暮らしを送るためにもぜひご検討ください。
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