あなたの家は溜まりやすい?覚えておきたい埃(ほこり)対策
何度きれいにしてもすぐに溜まってしまう部屋の埃。掃除に嫌気が差してしまうことも多いのではないでしょうか。リビングや書斎、寝室などに埃が溜まっている状態は、見た目だけでなく、体にも悪影響を与えるうえ、精神衛生上あまり良いものではありません。今回は、埃がもたらすデメリットや埃を出にくくするための対策についてご紹介します。
なぜ溜まる?知っておきたい埃の特徴
埃のほとんどは「綿ほこり」です。綿ほこりは身に着けている洋服や布団、カーペットやカーテン、あるいは布製の家具などから発生しています。「畳敷きに障子の和室」に比べると、洋室にはカーテンやソファ、カーペットなど、埃の発生源になるものが多くあります。埃が溜まりやすい場所を知るには、まず埃の特徴を押さえておく必要があるでしょう。
軽くて空中に舞いやすい
埃自体は軽く、空気中に舞いやすいという性質があります。タンスの上など高いところに埃が溜まるのは、この性質によるものです。
静電気に付着しやすい
テレビやパソコンなどの電化製品に埃が積もっているのを目にする機会は多いでしょう。埃には、電気に付きやすいという性質があります。
風通しが悪いと溜まる
他のゴミ同様、埃も風がなければその場から動きません。特に部屋の隅や家具の隙間など、風通しの悪い場所には埃が溜まりやすいと言えます。
ものに付着しやすい
埃はものに付きやすく、特に表面がザラザラしている布製品に付きやすい性質があります。したがって、カーテンなどの布製品には埃が溜まりやすいです。
埃がもたらすデメリット
埃1gの中にはおよそ100万のカビ胞子、2000~3000匹のダニが潜んでいるとも言われています。これらが原因でアレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー反応を起こしたり、症状が悪化したりすることも……。なかでも、ダニを含んだ埃をたくさん吸ってしまうと体が拒否反応を起こし、アレルギーの原因となります。ダニは糞や死骸も人体に悪影響を及ぼすきっかけとなるため、注意が必要です。
埃が肺に溜まると、肺炎を引き起こす危険もあります。特に夏場はエアコンを使用する機会が増えるため、エアコンの埃に含まれるカビを吸い込んでカビ肺炎になる人が多くなると言われています。カビ肺炎は発熱や倦怠感をともなう怖い病気です。また、単なる風邪とは思えないような咳が続く場合は、咳喘息を起こしている可能性もあります。特に冬場は空気の乾燥によって喘息を起こすリスクが高まりますが、乾燥以外に室内の埃が咳の発作や炎症を引き起こすこともあるのです。
部屋に埃を溜めにくくする方法
ここからは、埃を部屋に溜めないための防止策をいくつかご紹介しましょう。
埃の発生源を放置しない
前述した通り、埃の大半は「綿ほこり」です。埃の原因となる布製のものを部屋のあちこちに出しっぱなしにしないようにしましょう。衣類はクローゼットやタンスに、タオルは専用の引き出しにしまうなど、きちんと収納して部屋に放置しないようにするのが大切です。
布製の家具を革製やビニール素材に変える
ソファやクッションが布製だと、座るたびに擦れて埃が発生しがちです。こうした家具を革やビニール素材に変えることで埃の量が減っていきます。
カーテンをこまめに洗濯する
一見きれいに見えても、埃が付着しやすいカーテン。少なくとも年に1回は洗濯をするようにしましょう。
掃除の仕上げは水拭き掃除やモップでの拭き掃除に
ちょっとした掃除なら、掃除機を出すよりも簡単に取り出せる“粘着カーペットクリーナー”や“フローリングワイパー”がおすすめです。素早く、しかも静かに掃除できるこうしたアイテムがホコリ掃除には役立ちます。仕上げに水拭き掃除やモップでの拭き掃除をすれば、ホコリ対策は万全です。
換気をこまめにする
こまめに部屋の換気をすることも大事です。換気で空気の流れを良くし、舞い上がった埃を部屋に留まらせないようにします。換気の際は、空気の通り道を作るために2ヶ所以上の窓を対角に開けるのが良いでしょう。対角に開けることが難しい場合は、扇風機を使って空気を外に出しましょう。換気扇を回すのも効果的です。埃をともなった空気が強制的に外へ出されるため、室内の空気がきれいになります。
以上のような対策を試みても埃が気になる場合はハウスクリーニングを頼んでみませんか? アイ・クリーンサービスでは1回のみのハウスクリーニングから定期的なハウスクリーニングまで、お客様のご要望に併せたプランをご用意しています。ぜひご利用ください。
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