大がかりな掃除を効率化!知っておきたい上手な窓掃除のコツ
「掃除用具だけでなく、脚立も用意して……」と、準備段階から気が重くなりがちな窓の掃除。ですが、いくつかのコツやポイントを押さえておけば、窓ガラスの掃除も窓サッシの掃除もそう難しくはありません。今回は、窓掃除に便利なアイテムや上手に窓掃除ができる方法をご紹介します。
窓ガラス掃除の基本をおさらい
「午前中に西側、午後に東側」がベター
早速ですが、窓掃除にはセオリーがあることをご存じでしょうか。それが、「午前中に西側を、午後に東側を」です。ガラスもサッシも窓掃除は日陰で行うことが望ましいため、午前中に西側の窓を、午後に東側の窓を掃除するのが良いとされています。直射日光が当たる日向(ひなた)で掃除をすると水で洗う前に洗剤が乾き始め、洗剤が付着したまま乾くとかえって汚れてしまいます。
「下から上」で垂れじみをゼロに
窓ガラス掃除は、「水打ち」→「洗剤による洗浄」→「水洗い」→「水切り」→「から拭き」の順で行うのが基本です。洗剤を塗るときも水をかけるときも、「下から上に」を意識して行いましょう。乾いた状態だと洗剤や水が垂れて「垂れじみ」ができてしまうからです。同様の理由で、洗剤は窓に直接洗剤をスプレーするのでなく、タオルにスプレーして拭くようにしましょう。
濃い洗剤やステンレスなどは「焼け」が起こりやすい
洗剤は乾いたときに「焼け(洗剤焼け)」を起こすため、なるべく水で薄めて使用します。ステンレスサッシだけでなくブロンズサッシなども洗剤焼けを起こしやすく、変色することもあるので注意しましょう。タイルやガラスも洗剤焼けしやすいという特徴があります。洗剤を使って汚れを浮かせたら、汚れを含んだ洗浄液が乾く前にしっかりと水洗いをして、スクイジーなどで水を切った後、マイクロファイバー製クロスなどでから拭きして仕上げます。
意外と簡単!サッシ掃除のコツ
続いては、面倒だと思われがちな窓サッシの掃除についてご紹介します。
窓サッシの掃除に便利なアイテムと掃除の手順
窓サッシを掃除する際には下記のものがあると良いでしょう。
掃除機、歯ブラシ、爪楊枝や竹串、割りばし、食器用洗剤、雑巾、キッチンペーパー、タオル、水を入れたペットボトル |
これらの道具を用いて、以下の手順で汚れを落としていきます。
1.小窓の網戸は外す
そのままだと細かい隙間の汚れを落とすのに不便なことが多いため、洗浄作業が楽にできるよう小窓の網戸は外します。ただし、マンションの3階以上のお部屋ではやめたほうが無難です。
2.汚れを掃除機で吸い取る
掃除がしやすいよう、乾いた状態のときに掃除機で埃を吸い取っておきます。埃を埃のまま吸い取ればよいのですが、濡らすと「泥汚れ」に変化し処理が大変になってしまうので覚えておきましょう。サッシの隅の汚れはスキマブラシでこすり落とし、細かい部分や隙間の汚れは爪楊枝や竹串などでかき出しながら、掃除機で吸い取ります。
3.こびりついた汚れを落とす
こびりついた汚れは、使い古した歯ブラシなどでこすります。汚れが落とせたら、水でしっかり洗い流しましょう。
4.スポンジと雑巾で仕上げる
スポンジで大まかに水気を撮ったら、最後は雑巾で丁寧に拭き上げます。
サッシはこまめなカビ対策も重要
1枚もののガラスだと、結露によってカビが生え、コーキング部分に繁殖してしまうことも……。こうなるとカビ取り剤が必要になりますが、黒カビの色素を除去するのはなかなか難しいもの。カビを放置すると色素がどんどん奥まで浸透してしまい、後で取り除こうとすると相当な時間がかかります。
そうなってしまった場合は、塩素系漂白剤を含ませたティッシュやキッチンペーパーを貼り付けておくか、すぐに流れないゼリー状のカビ取り剤を使用して漂白するようにしましょう。カビは温めると活性化し、冷やすと不活化するため、一度熱湯などでカビを温めてからカビ取り剤を使用すると高い効果が得られます。
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ちょっとしたコツを押さえておけば上手に、きれいに、効率良く窓掃除をすることができます。「汚れが溜まりすぎて自分で行うのは面倒」という方は、ハウスクリーニングの業者に相談してみませんか? 神奈川県川崎市のアイ・クリーンサービスでは、窓掃除はもちろん、ベランダのサッシや溝・水回りの掃除なども承っております。
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