エアコンの臭いのもととなる「カビ」はどうして増えるのか
暑い日が続くこの季節、エアコンはなくてはならない存在ですよね。常に快適に過ごしたいものですが、エアコンをつけると「嫌な臭いが気になる」という方も多いのではないでしょうか。エアコンの嫌な臭いの原因になるのは「カビ」です。この「カビ」はいったいどうして増えていってしまうのでしょう?
こちらでは、神奈川県川崎市・横浜市を中心にハウスクリーニングを行うアイ・クリーンサービスがエアコン内で増えてしまうカビについて解説します。カビ発生のメカニズムを知ることで、快適なエアコンライフを送る助けになれば幸いです。
「カビ」の正体と増え方
カビは土壌の中から発生し、胞子が人の衣服などに付着して屋内に侵入、ある一定の環境が揃うことで繁殖していく微生物(菌類)のことです。このカビがエアコン内部で繁殖していると、電源をつけるたびに送風口から吹き出されるため、なんとも言えない不快な臭いが充満してしまうのです。
カビが大好きなのは高温と多湿
カビの生育には水分が不可欠であり、水がまったく存在しない環境では繁殖しません。急激な温度変化によって結露や水分活性が上昇すると、増殖が始まります。湿気の多いお風呂場やキッチンにカビが発生しがちなのは、こうした理由からです。では、エアコン内部がカビの棲みかとなってしまうのはなぜでしょうか。
エアコンは室内の暑い空気を熱交換機に通すことで冷気をつくり、それを送り出す仕組みになっているため、熱交換機は結露します。ホースから外に排出されている水は、この結露です。結露した水が自然に乾くことはないので、エアコン内部は常に湿気だらけの環境となります。また、エアコンが停止されると、室内の気温も湿度も上昇……。高温・多湿・暗所の状態であるエアコン内部はカビにとって、快適な状況そのものになるというわけです。
カビの栄養素は汚れと埃
カビは好気性菌微生物で、汚れや埃を栄養素としています。お風呂場の天井を思い出してみてください。フィルターにカビが生えてしまっていることがあると思います。あれは、お風呂場にある汚れが空気の対流によって天井へと舞い上がり、フィルター表面についたところに、菌糸が付着して増殖したものです。
カビは健康被害を及ぼすことも
お風呂の天井のカビが換気扇などの力でお風呂全体へと広がっていくのと同様に、エアコン内部のカビも風に乗って空気中に飛散します。洗濯物を部屋干しする機会もあると思いますが、せっかく洗った衣類などが汚染された空気にさらされる心配があり、見て見ぬふりはできません。また、空気中に飛散したカビを知らぬ間に吸い込んでしまうことがあり、「カビ肺炎」や喘息など、体に深刻な健康被害を及ぼす可能性もあります。
エアコンのカビを防ぐにはどうしたらよい?
さまざまなトラブルを引き起こす原因となるエアコンのカビ。発生を防ぐには、エアコン内部を乾燥させるとよいでしょう。冷房や除湿を使用したあと、送風運転で内部を乾かすのです。送風運転がないエアコンの場合は、内部乾燥や内部クリーンなどの機能を使って、乾燥させましょう。
エアコン内部の乾燥を試みても臭いが気になる場合は、風の吹き出し口の奥にあるファンをのぞいてみてください。円筒形のカゴを横にしたような、このファンの部分にカビが発生してしまっているかもしれません。ご家族が安心して暮らすためにも、エアコンクリーニングは必要ですが、その前にハウスクリーニングを検討されるのもおすすめです。
不快な臭いのもとを取り除き、クリーンな空気を保ちましょう。神奈川県のアイ・クリーンサービスでは、1回のみのハウスクリーニングから定期的なハウスクリーニングまで、お客様のご要望に合わせたプランをご用意しています。
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